代表者挨拶
私の前職はレディースファッションのECサイトを運営する企業にて、制作チームのリーダーとしてビジュアル面に携わらさせて頂いておりました。女性アパレルのネットショップを運営することは、競合店が多く価格競争が起こります。でも全員の力で幾度も苦難を乗り越えて、とても大きな企業に成長することができました。この経験を最大限にいかさせて頂き、私自身さらに活躍できるフィールドを常に探しておりました。
2015年の夏、とあるセレブの集まりに私は参加しました。とても意欲的で人生を楽しんでいらっしゃる方々の集会です。
そのデレブ会(良い意味で大きいサイズの富裕層の会)は、たまたまなのかとてもふくよかな男性が多く、皆さま声を揃えて
「マイコー(私のあだ名) やってくれよ。俺らの服、作ってくれよ」
「ソウダソウダ!俺らの服、売ってくれよ!」
「もっとハンバーガーを食べたい!」
とおっしゃってくれてました。
元々私は非常に痩せ型でガリガリコンプレックスを持っていたのですが、30代から少し大きな身体に成長し腹を出すことに成功しました。シュッとされている男性も数多くいらっしゃいますが、やはり男性は30代から体型が変わるものです。しかも大きな身体の男性は着る服に非常に困っており、そもそもファッションに興味すらなくなってくる現状とおききしました。紳士服店にはXXL以上はほとんど無く、袖を通しても服がちぎれそうになる場合も少なくはないです。そんな困り果てている多くの男性を目の当たりにし、私はいてもたってもいられなくなりこのように叫びました。
「ぜひ、私にやらさせてください!」
「いつか、必ずブランドを立ち上げます!」
「フリーバーガー制度を導入します!」
デレブ会で高々と公言しました。男は言ったからには実行しないといけないと自分へプレッシャーを与えました。
昔から何故か大きいサイズの男性の写真やキャラクターが大好きでした。決してソッチ系ではないのですが愛くるしくて仕方がないのです。
私の本当の目的はそんな彼らに服を売ることではございません。
皆様に人生をさらに楽しんでいただくためのプロセスをお手伝いさせて頂きたい一心でございます。
QZILLAで服を買ってよかったな。
人と会うのが楽しみになったな。
最近服を褒められるようになって嬉しいな。(この「嬉しいな」を提供したいです)
このように一人でも思っていただけたら私達も大変うれしいです。
ブランド名の「QZILLA by Mr.Bliss」の「QZILLA」はクジラです。クジラは大きい生き物で優しいイメージがあります。私の勝手な統計上、大きな男性も巨体ながら非常に優しい人が大勢いらっしゃいます。また、いくつかブランド名の案を出してひとつに絞る際にたまたま私が大好きな白い車「Audi Q7」が立ちはだかっていました。
その車のフロントがなんとなくクジラっぽく車名にも「Q」がついているところから運命を感じまして「QZILLA」としました。ちなみにゴジラは「GOD ZILLA」と書きます。ZILLAは他製品を圧倒する、良い意味の怪物というニュアンスも含まれています。
社名である「Mr.Bliss」は至福を運ぶ紳士という意味を込めています。
大きい男性の皆様には違いがわかる、さらにお洒落なオヤジに変わって頂きたくこのブランドを立ち上げました。最初はスタッフも少なく私どもがお客様にご迷惑をおかけすることもあるかとおもいますが誠心誠意ご対応させて頂き、お客様のご意見を取り入れて皆様と一緒にこのブランドと身体を成長させたいと願っています。
代表取締役 マイコー横尾