毎シーズン ハイブランドのコレクションがとても面白いです。
私は、右に習え的なファッションがとても苦手なので、あれだけ個性のあるファッションショーは良くも悪くも楽しいです。
流行を大げさに取り入れて各ブランドが一般の形状に落とし込んでいき、皆様の手元に流行の普通の服が届くのです。
ハイブランドのファッションショーだけで見るとアタマが狂ってとしか言いようがないファッションです。
だけど、それがシュールで面白いのです。
今回は一部、ハイブランドのファッションショーの写真をブランド関係なしに抜粋していき、全力で私なりに褒めていきたいとおもいます。
※この記事に関しましては、ファッションに本気の人は読まないでください。全部テキトーに全力で解説します。
まずはじめに、優しいスタイリングから褒めます。
とても綺麗なシルエットです。
上下を白のスーツ(ダブル)にすることによって襟元の存在感を高めています。
襟元はしっかりとダブル巻の二重構成をしており下層の襟元は紅白で色分けし、年末に向けてアピールしています。
背の高いハットの中心部にあるシンボルは、完全に三日月と満月をくっつけたものです。
中でも注目したいのが6本の矢ではなく、5本の矢を刺しているところです。
一般的には6本の矢にしがちですが、ここはやはりブランド力でしょうか、しっかりと5本におさえています。
オーディエンスの真剣な眼差しと裏腹に、モデルはどこかもの悲しい表現をしているのが印象的です。
侍を彷彿させる斬新なスタイリング。かとおもえば、80年代のビッグショルダー要素も取り入れたまさかの深Vネックです。
全体的にグレーを用いることにより、いざとなったら道路になることができ、安全です。
パンツはもちろんアコーディオンとなっておりますので歩くたびにステキな音が我々を楽しませてくれます。
物凄いジャンプ力を得られる効果もあります。
シンプルとはこういうことなのでしょうか。コーデュロイパンツのウエスト部分に注目してください。
アシンメトリーなデザインをこのような細かいところに用いるのはさすがとしか言いようがございません。
ゆったりとしたパンツなので歩きやすさも重視しており、「靴を履かせないパンツ」と一躍有名になったアイテムです。
顔には職人が3年もかけて作成したフェイスマスク。よくみると細かな穴があり、見通しは良好です。ここでもアシンメトリーなデザインが起用されております。
首元はロンググローブでしょうか。普通は手にはめてしまいがちですが、首にまくことでツーウェイな提案ができております。
このスタイル、2017Autumnには大流行します。
ずいぶんとオーソドックスになりますが、エレファントスタイルです。
全身グレーですが、よくみてください。色々濃淡グレーを使ってアソビをきかせております。
冬は暖かさの代償にモコモコ感がでてしまいますが、このアイテムはヒートテックですのでスラッとした細身なスタイルでも十分に満足できる暖かさがあります。
わざと裏地を活かしたパンツにも注目です。これで内ふとももがパンツでこすれても痛くはありません。
今では、ずいぶんと普通になりましたがこの帽子、実は鼻と牙が一枚の布で出来ています。シームレスです。耳部分も可動式なのでお好みの角度でお楽しみください。
このスタイルは身体が大きなサイズでも有効です。
2016SPRINGで流行るレース柄を用い、胸部から腹部にかけて帯でアクセント。ここで心を打たれるのがこの帯、円(YEN)マークです。このご時世を表しているのでしょうか。
心臓部分に缶バッチ付きスタイルなので飽きのこないデザインとなっております。缶バッチは6色展開となっておりますのでその日の気分で変えてみても良いでしょう。
このスタイルに合うメイクはもちろんナチュラルメイクなので写真のように薄いホワイトでリップは若干濃い目の色をもってくることによって、また一歩パリジェンヌに近づけるでしょう。
全身キャメルで一瞬遠くから見ると裸にみえそうですが、そこは安心してください。着てます。
ワンランク上の目出し帽。某有名デザイナーが8カ月かけてくりぬいた口元にも注目です。
少し控えめなトゲトゲはただのトゲトゲではなく、しっかりと先端がわかれており来季のトレンドをおさえております。
トップスのポッケの中は繋がっており自分の両手で握手ができるので友達、恋人がいなくてもウインドウショッピングを楽しむことができます。
オーディエンスの真剣な眼差しの先には、そう、未来を感じるネジスタイルです。
普通ネジと言えば、固い素材ですがこのねじスタイルの素材はNASAが開発した素材で出来ており、夏は涼しく冬はあたたかいのでオールシーズン楽しむことを実現しました。応用としてカップルで入ることもできますのでパリ市内はこのネジスタイルでちらほら熱をあげてるようです。
もちろん伸縮性もございますのでスムーズに座ることも可能です。あまりにも好評なのでNASA監修の元、カラーバリエーション24色展開をリリースするとのことです。
これはかなりレベルの高いコーディネイトですので海外では主流ではございますが、ここニッポンではあまり街で見かけることが出来ません。多くても一日に3人ぐらいしか見かけないでしょう。
画像ではわかりにくいですが千鳥柄です。ですので千鳥足になってるいるのは当然です。このコーデの凄いところは全ての柄が統一されていることです。
サングラス・傘・バッグ・ベルト・靴までもが千鳥です。耳まで防寒機能がございますのでこれからの季節にはピッタリです。
身体が大きいサイズの人には少々難しいかもしれません。
今回は少しレベルの高いスタイリングを紹介致しましたが、物足りない読者も少なくはないとおもいますのでシリーズ化させて頂きます。Vol.03まで続く予定ですので普段のコーデの参考にしてみてください。
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